最終更新日:2022/05/12
今回は「暗黙のルールマニュアル」です。
どのゲームでもあると思いますが、PSO2にも公式には定められていない暗黙のルールがあります。皆が気持ちよく遊ぶために、「プレイヤー間で共有されているプレイマナー」のことです。
多くはプレイしていく中で理解して身に付いていくので、あまり神経質になる必要はありませんが、
知らないうちに他のプレイヤーから不快に思われてはいないだろうか?
初心者にとっても気になる部分だと思うので、基礎知識と併せて暗黙のルールについて解説していきます。
ロビー編
チャットの種類と用途
種類 | 機能・用途 |
---|
周囲チャット (白チャット、白チャ) | 白色のチャット 周囲全員へ発言 |
パーティーチャット (PTチャット) | 青色のチャット PTを組んだメンバーに発言 |
チームチャット (チムチャ) | 黄色のチャット チームメンバー全員へ発言 |
ウィスパーチャット (ウィス、wis) | ピンク色のチャット 特定の相手(1対1)へ発言 |
グループチャット (グルチャ) | 緑色のチャット 設定したグループメンバーへ発言 メンバーはチャット設定から設定可能 |
チャットは5種類あります。用途によって使い分けましょう。
「Alt」+「←」「→」で変更可能
ロビーでの白チャットは使用OK
ロビーに人がたくさんいるのに驚くほど静かです。多くの人は周囲チャット以外のチャットで話していたりします。
周囲への気配りから白チャットを控える人が多いのですが、色んなプレイヤーとの触れ合いはオンラインゲームの醍醐味であることから、公式でも白チャットの使用は推奨されています。
- 暴言や不快を与える言動は控える
- 人の多い過密ブロックではカットインやシンボルアートの乱発は控える
など、最低限のマナーは守りましょう。
初心者ばビギナーブロック推奨
わからないことがあればビギナー推奨ブロックで周囲の人に聞いてみるのもOKです。優しく教えてくれる人もいますし、運がよければ一緒にクエストに行ってくれることもあります。
プラットフォーム間の制限
「PC」「PS4」「Nintendo Switch(クラウド版)」の3つのプラットフォームで遊ぶことができますが、プラットフォームごとにブロック入場制限やチャット制限があります。
プラットフォーム | ブロック入場 | チャット不可 |
---|
通常ブロック | クラウド共用 |
---|
PC | ○ | ○ | なし |
PS4 | ○ | ✕ | Switch |
Nintendo Switch(クラウド版) | ✕ | ○ | PS4 |
PC(クラウド版) | ✕ | ○ | なし |
特に「Nintendo Switch(クラウド版)」は、
- クラウド専用ブロックでしかプレイできない(チームルーム、マイルームに行くことは可能)
- PS4とチャット不可(ルームグッズやGJでコミュニケーションは可能)
なので注意が必要です。
パーティー編
PTを組むメリット
2~4人でパーティー(PT)を組むことができます。PTを組むメリットは、PTチャットの他にパーティーブースト(トライブースト効果)があります。
- 2人PTでトライブースト+20%(NPCだと15%)
- 3人PTでトライブースト+30%(NPCだと20%)
- 4人PTでトライブースト+40%(NPCだと25%)
パーティーブーストの経験値は、最終経験値に乗算でかかるため、見た目以上に効果が高いです。
例:(素の経験値100% + 経験値75% + トライブースト100%) × 4人PTで40% = 385%
PTを組む方法
PTを組む方法は大きく分けて3つあります。
直接申請する
いずれかの方法で申請できます。主に仲間同士でPTを組む場合に使われます。
クエストカウンターからPTに入る(PT募集)
クエストカウンターから「クエスト中のパーティーに参加」やクエスト指定から「現在のブロックのパーティーに参加する」などから募集PTを探します。
黄色いマークがPT募集をしている印です。タイトルやコメント欄に募集要項が書いてあったりするので確認しましょう。
黄色いマークがないPTは募集をしていないので、フレンドでなければ入るのはやめておきましょう。
パーティーメーカー
フィールドに出てからでもパーティーメーカーを使ってPT募集をすることができます。(クイックメニューからパーティーメーカーを設置可能)ほぼパーティーブースト目的なので、誰でも気軽に入って大丈夫です。
PTを組んだら挨拶をしよう
- PTを組んだら「よろしくお願いします」など
- クエスト終了後は「お疲れ様でした」「PTありがとうございました」など
一言挨拶があると好ましいです。ショートカットワードやオートワードを設定して発言してもOK。野良PTの場合は過剰なカットイン、シンボルアートの乱発は控えましょう。
クエスト編
野良と固定とは
野良:面識のない人たちとマッチングしてクエストに参加
固定:仲間内など固定メンバーだけでクエストに参加
クエストにはいろいろな種類がありますが、マルチパーティークエスト(緊急クエストなど)や他人とプレイする時には注意が必要です。
マルチパーティークエストは、何も設定しなければ受注した順にエントリーされて野良参加となります。パーティー情報を入力して固定メンバーを組むこともできます。
マルチにNPCを同行させるのはNG
マルチパーティークエストなど他人とプレイするクエストでは、NPCパートナーやフレンドパートナーを連れて行くことはやめましょう。
- NPCは戦力的に劣る
- 他のプレイヤーのエントリー枠を削ってしまう
なので、使用しないのが暗黙のルールです。
逆に「デイリークエスト消化」や「アドバンスクエスト」においては、NPCを連れていくことによってエネミーの湧く数も増えるので、積極的に使用するのがおすすめです。
打ち上げ、吹き飛ばし、ホールドPAに注意
ソロプレイなら問題ありませんが、他人も一緒にプレイする環境では注意が必要です。
エネミーを打ち上げたり吹き飛ばしてしまうと、他のプレイヤーが攻撃し難くなるので嫌われます。マグのオートアクション「打撃/アッパー」にも打ち上げ効果があるので変更しておいた方が無難です。
ワイヤードランスのホールドPAも他人のロックオンが外れてしまうため、スキルリング「L/Aワイヤーモード」を使うなどして対策しましょう。
L/Aワイヤーモード
ワイヤードランスのホールドPAにおいてエネミーをホールドせずに攻撃できる
まるぐる系クエストで単独行動は控えよう
まるぐるとは、マルチパーティーエリアをひたすらぐるぐる回ってエネミーを倒し続けることを言いますが、時間制限やポイント制のクエストなどでも道なりにエネミーを殲滅しつつ周回する場合はまるぐると呼ばれたりします。
まるぐる系のクエストでは、敵を倒しながら全員がまとまって進むのが基本です。
バラバラに行動するよりも、全員でまとまって行動する方が素早く殲滅できるため、経験値も効率的でレアドロップに遭遇する機会も増えます。
カットイン・シンボルアートの乱発は控えよう
野良で遊ぶ場合、白チャットでカットインやシンボルアートを乱発すると、他のプレイヤーの視界の妨げになるため気をつけましょう。
固定や仲間内で遊ぶ時は存分に使用して楽しもう
赤箱を割るタイミング
以前はクエスト報酬の赤箱は皆が集まってから割るというのがマナーとして言われていましたが、クエスト周回数にも影響するため、現在は即割りが定着しています。
トリガークエストの場合
赤箱割りはトリガー主の権利です。トリガーを出してもらった参加者は割らないように気をつけましょう。
クラス編
各クラスのメイン武器と略称一覧
クラス | メイン武器 | 略称 |
---|
ハンター(Hu) | ソード(大剣) | ソード |
ワイヤードランス(自在槍) | ワイヤー |
パルチザン(長槍) | パルチ |
ファイター(Fi) | ツインダガー(双小剣) | ダガー、TD |
ダブルセイバー(両剣) | ダブセ、DS |
ナックル(剛拳) | ナックル |
レンジャー(Ra) | アサルトライフル(長銃) | ライフル |
ランチャー(大砲) | ランチャー |
ガンナー(Gu) | ツインマシンガン(双機銃) | TMG |
アサルトライフル(長銃) | ライフル |
フォース(Fo) | ロッド(長杖) | ロッド |
タリス(導具) | タリス |
テクター(Te) | ウォンド(短杖) | ウォンド |
タリス(導具) | タリス |
ブレイバー(Br) | カタナ(抜剣) | カタナ |
バレットボウ(強弓) | 弓 |
バウンサー(Bo) | デュアルブレード(飛翔剣) | DB |
ジェットブーツ(魔装脚) | ブーツ、JB |
サモナー(Su) | タクト(奏具) | タクト |
ヒーロー(Hr) | ソード(大剣) | ソード |
ツインマシンガン(双機銃) | TMG |
タリス(導具) | タリス |
ファントム(Ph) | カタナ(抜剣) | カタナ |
アサルトライフル(長銃) | ライフル |
ロッド(長杖) | ロッド |
エトワール(Et) | ダブルセイバー(両剣) | ダブセ、DS |
デュアルブレード(飛翔剣) | DB |
ウォンド(短杖) | ウォンド |
ラスター(Lu) | ガンスラッシュ(銃剣) | ガンスラ |
クラスと武器カテゴリーが多いので、初心者は覚えるのが大変だと思います。クラスのメイン武器が一目で確認できるように一覧表を作ったので活用ください。
サブクラスの相性を考慮しよう
特に最高難度(UH)においては、目的のあるクラス構成であるほうが望ましいです。相性が悪いクラス構成だと寄生行為と見なされてしまう可能性があるので気をつけましょう。
クラスによって期待されること
クラス | 期待されること | 効果 |
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レンジャー | ウィークバレット | WBを貼った部位へのダメージ1.2倍 |
テクター | シフタ デバンド アンティ ザンバース 状態異常付与 | クリティカル率+20%、威力+10% ダメージ軽減15%、最大HP+125% スーパートリートメント(PP回復量UP) など |
フォース | シフタ デバンド アンティ ザンバース 状態異常付与 | サブテクターならシフデバ効果時間3分 スーパートリートメント(PP回復量UP) など |
マルチ全体に影響の高いスキルは使うことを期待されます。
特にレンジャーの「ウィークバレット」やテクターの「シフタ・デバンド」は非常に影響が大きいので積極的に使いたいところです。
装備編
テンプテーション、ラッキーライズ装備について
難易度XH以上で他人とプレイする環境において、テンプテーションやラッキーライズ付きの装備で戦うというのは寄生行為とみなされる場合があるので注意です。
理由は「特殊能力付けによるステータスの底上げをせず、自分だけ美味しい思いをしようとするプレイヤー」ということになってしまうからです。
ソロプレイや装備を気にしなくていい場面では問題ありません。
難易度に合った装備を使おう
難易度 | 武器 | ユニット |
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レアリティ | 強化値 | 属性値 | レアリティ | 強化値 |
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SH | ★11可 ★12以上◎ | +20以上 +30以上◎ | 最大 | ★11以上 | +10(最大) |
XH | ★13以上 | +30以上 | 最大 | ★11可 ★12以上◎ | +10(最大) |
UH | ★14以上 | +30以上 | 最大 | ★12可 ★13◎ | +10(最大) |
UH(エキスパート) | ★15 | +30以上 | 最大 | ★13 | +10(最大) |
難易度に合った装備の目安です。基本的に難易度SH以上では装備を強化して使うのが望ましい。
購入可能な装備
武器:レアリティ★14以下
ユニット:レアリティ★12以下
UH(エキスパート)以外では、購入可能な装備でも十分やっていけます。
エキスパートとは
エキスパートとは、一定の条件を達成することで、緊急クエストなどの他人とプレイする際のマッチングにおいて、条件を満たした強いプレイヤーとのみ組むことができる機能です。
クエストカウンターの「マッチング設定」から「エキスパート対象のプレイヤーとのみ組む」にチェックを入れるとエキスパートを設定できます。そのためには自身もエキスパートの条件を満たしている必要があります。
特殊能力(OP)は必要なのか
特殊能力追加は「やり込み要素」であって、必須というわけではありません。上級者向けコンテンツ以外は特殊能力が無くてもクリアできる設計になっています。
現在はドロップしたままの天然OPでも十分強いものがありますが、武器とユニット3部位の合計4箇所に付与できるため「ある」と「ない」では差が出ます。
他人からも見える部分なので、その人の熟練度を量る上でも名刺代わりになります。エキスパートにおいては、自分なりにカスタマイズしている方が好ましいです。
効率を求める時は固定を組もう
野良にどこまで求めるかというのは難しい問題です。野良に求める強さは人それぞれだと思いますが、思い通りの水準でプレイしたければ固定を組むというのが基本になります。
《おまけ》
フランカ’s カフェにて(撮影:なひ)
(撮影:なひ)
2019年2月撮影。
ゲストはチーム「かろんこ」の「独楽犬さん」です。
のんびりカフェタイム風。
《一言》
最初は誰でも初心者なので、あまり神経質になる必要はありません。
オンラインゲームにおいて「プレイヤー(キャラ)=生身の人」です。現実で人と接する時と同様に、マナーに気をつけて楽しく遊びましょう。