【PSO2】初心者でもわかる「特殊能力追加」のやり方【基礎編】

最終更新日:2021/05/14
今回は「初心者でもわかる特殊能力追加のやり方」です。
初めて特殊能力追加に挑戦する人のための基礎講座です。
第1回は「基礎編」ということで、特殊能力とはどういうものなのかを解説していきます。
特殊能力追加とは
武器やユニットのアイテム詳細の下に呪文のようなものが書いてあります。
これを「特殊能力」と言います。
装備自体の性能とは別に、追加で「ステータス」を上げることができる「オプション」です。
略して「OP」と呼ばれています。
↑これは特殊能力が3つ付いているので、3スロット(3スロ、3s)と言います。
最大で8スロットまで存在します。
装備によって様々な特殊能力が付いています。
この特殊能力を自分好みにカスタマイズしようというのが「特殊能力追加」です。
特殊能力追加を行う場所

すでに特殊能力という言葉からややこしそうな感じがするわね。(;^ω^)

初心者にとっては敷居が高く感じる部分なので、基本的なことからじっくり解説していくよ。
特殊能力追加の方法
特殊能力追加をするには、「能力を付与したい本体」と「追加したい能力が付いた素材」が必要になります。
継承する
素材 | 本体 |
---|---|
パワーⅢ | パワーⅢ (成功率60%) |
素材の能力を本体に引き継ぐことで付与します。
それぞれの能力に継承成功率があります。
継承率を上げる
素材1 | 素材2 | 本体 |
---|---|---|
パワーⅢ | パワーⅢ | パワーⅢ (成功率80%) |
同じ能力を複数合成することで、成功率を上げることができます。
格上げする
素材1 | 素材2 | 本体 |
---|---|---|
パワーⅢ | パワーⅢ | パワーⅣ (成功率20%) |
同じ能力を複数合成することで、高い能力に格上げすることもできます。
その代わり高い能力ほど成功率は下がります。
成功率ボーナス
素材1 | 素材2 | 素材3 | 本体 |
---|---|---|---|
パワーⅢ | パワーⅢ | ミューテーションⅡ (成功率ボーナス) | パワーⅣ (成功率50%) |
特定の能力を一緒に合成すると、成功率を上げることもできます。
合成して作り出す
素材1 | 素材2 | 素材3 | 本体 |
---|---|---|---|
パワーⅢ | シュートⅢ | テクニックⅢ | アビリティⅢ |
特定の能力を組み合わせて、別の能力を作り出すこともできます。
このような方法を組み合わせて能力を付与します。初心者に多いのが、低い成功率のまま合成して失敗を重ねてしまうケースです。特殊能力追加は「いかにして成功率100%に近づけるか」を考えるのが鍵となります。
詳しくは「実践編」で解説します。

特殊能力追加には成功率があって、それを上げる方法があるのね。

成功率を上げるためのに、どの能力をいくつ用意するかを考えるのが特殊能力追加の肝だね。
特殊能力の種類
特殊能力は非常に多くの種類があります。どのような能力があるのか、系統ごとに分類して一部紹介します。
ソール系
能力名 | ステータス |
---|---|
アレス・ジ・ソール | 打射法25、HP35、PP3 |
イクスアレス・ソール | 打射法20、HP50、PP2、打射法防御20 |
アストラル・ソール | 打射法35、HP35、PP5、技量35、打射法防御35 |
「○○・ソール」という能力です。
複数のステータスが上がる優秀な能力なので、確実に構成に入れておきたいところ。
多くの種類がありますが、有用なものは一部だけです。
ステータス系
能力名 | ステータス |
---|---|
パワー(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ) | 打撃力10、20、30、35、40、45 |
シュート(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ) | 射撃力10、20、30、35、40、45 |
テクニック(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ) | 法撃力10、20、30、35、40、45 |
スピリタ(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ) | PP2、3、4、5、6、7 |
スタミナ(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ) | HP20、40、50、60、70、80 |
フリーズ(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ) | フリーズの状態異常付与 |
能力名の後ろにローマ数字(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ…)の付いた能力です。
攻撃力、防御力、HP、PP、など一つのステータスを大きく増やしたい場合に有用です。
状態異常を付与する能力もあります。
特殊ステータス系
能力名 | ステータス |
---|---|
ペルソナ・レヴリー | 打射法40、打射法防御-20 |
ミトラ・グレア | 打射30、HP20、PP2、打射法防御20 |
ドゥームブレイクⅢ | 打射法30、PP4 |
ソール系、ステータス系以外の複数のステータスが上がる能力です。
非常に多くの種類があります。
フィーバー系
能力名 | ステータス |
---|---|
アクス・フィーバー | 打射法5、PP5、技量5 |
多くの種類がありますが、有用なのは「アクス・フィーバー」だけです。
継承率が100%で構成に組み込みやすいので初心者にもおすすめ。
特殊能力追加アイテム系
アイテム名 | 能力名 | ステータス |
---|---|---|
特殊能力(打撃&PP/3) | グレース・パワー | 打撃50、PP5 |
特殊能力(グランドP) | グランド・パワー | 打撃60、HP20、PP5 |
特殊能力(HP&PP/3) | グレース・スタミナ | HP80、PP5 |
特殊能力(グランドHP) | グランド・スタミナ | HP100、PP6 |
特殊能力追加アイテムは、使用すれば100%付与できる能力です。
使用前のアイテム名と使用後の能力名が違うので注意。
特殊能力因子
能力名 | ステータス |
---|---|
センテンス・トリプル | 打射法30 |
フレイズ・ウィーク | 弱点属性で与ダメージ+2% |
特殊能力因子によって付与可能な能力です。
フレイズ系など特殊能力因子でしか付与できない能力もいくつかあります。
S級特殊能力(SOP)系
能力名 | 効果 |
---|---|
S1:強闘の志 | ボスへの与ダメージ+4% |
S4:奪命の撃 | 与ダメージの1%をHPとして吸収、上限30 |
S級特殊能力(SOP)に対応した装備にのみ付与可能。
武器の潜在能力のような効果のものがほとんどです。
SOPが付与できる装備であれば、確実に入れておきたいところです。

全部は覚えられないけど、いろいろな種類があることはわかったわ♪

やっていくうちにだんだん覚えていくよ!有用な能力はそれほど多くないからね。
定番の能力構成
どの系統の能力を付与すればいいのか?一般的な能力構成を紹介します。
S級特殊能力系 | 装備次第 | 付与可能な装備であれば確実に入れよう |
---|---|---|
ソール系 | 1つのみ | 確実に入れたい |
ステータス系 | 複数可 | 1つのステータスに特化したい場合に有用 |
特殊ステータス系 | 複数可 | できれば1つ以上入れたい |
フィーバー系 | 1つのみ | おまかせ、初心者におすすめ |
特殊能力追加アイテム系 | 1つのみ | おまかせ、付与が簡単で便利 |
初めての特殊能力追加であれば、4~6スロットで挑戦するのがおすすめです。
能力構成の例(武器)
武器の場合は、攻撃力とPPに特化させるのが一般的ですね。
能力構成の例(ユニット)
ユニットの場合は、いろんなクラスで使えるように打射法攻撃力を増やすのもいいですし、耐久力を考慮してHPを増やすのもありです。

SOPとソール系は確実にいれて、ステータス系と特殊ステータス系を好みに合わせて選んで、フィーバー系と特殊能力追加アイテムも便利そうだから入れなきゃ…(*´ο`*)=3

あまり固く考えなくても大丈夫。まずはどれくらいのステータスを目標にするか決めよう!
付与するステータス値の目安
どの程度のステータスを付与するかの目安です。
攻撃力 | HP | PP | |
---|---|---|---|
特盛り | +200以上 | +200以上 | +20以上 |
大盛り | +150前後 | +150前後 | +15前後 |
中盛り | +100前後 | +100前後 | +10前後 |
お手軽盛り | +60前後 | +50前後 | +5前後 |
初めて能力付けするのであれば「お手軽盛り~中盛り」くらいを目標にするといいと思います。
周りのプレイヤーたちがどのような特殊能力を付けいてるか観察してみるのもいいですね。

どうせなら高い能力を付けたくなるのが心理よね♪

高い能力は値段も高いからね。まずはやり方を理解するために、お手軽盛り~中盛りくらいを目標にしよう。
どのステータスを付与するか?
攻撃力 > PP > HP > 防御力 > 〇〇レジスト
一般的にはこのような優先順位になっています。
※全体的にこういう傾向があるというだけで、こうしなければならないということではありません。
攻撃力
PSO2は「やられる前にやる」というのが主流です。
高火力で畳み掛け、敵を自由にさせないことが最大の防御であったりもするわけです。
そのため攻撃面の強化を重視する傾向が強いです。
PP
PPも攻撃面の強化といえます。
PPが多いほうが管理が簡単で戦いやすくなります。
チャンスに畳み掛ける時など、PAやテクニックを使い続けるために重要です。
HP
耐久力において、初心者であればHPを増やすのが一番簡単で効果が高いです。
スタミナⅢ(HP+50) > オールレジストⅢ(全耐性3%) > ボディⅢ(打撃防御+30)
同格の能力を比較しても「HP>○○レジスト>防御力」の順に効果が高いです。
防御力
防御力5につきダメージ-1とも言われています。
現在は複数のステータスが上がる能力の中に、防御力も付与されていることが増えました。
わざわざ防御力を盛るというより、副産物として防御力も上がる環境になっています。
ダメージの計算は、防御力による減算が行われた後に倍率などの計算がされるため、高い防御力に特化させられるのであればダメージをぐっと抑えられる可能性があります。
〇〇レジスト
レジスト(耐性)の数値は「%」です。
耐性しか上がらない「〇〇レジスト」を付与する必要があるため、あえて付与する人は少なめです。
付与するなら、全ての攻撃をカバーする「オールレジストⅢ(全耐性3%)」がおすすめ。

ワタシは不安だから耐久力を強化したいんだけどダメなの?

それでもOK。プレイスタイルに合わせて自分に必要なステータスを補強することが目的だからね!
特殊能力追加は必要なのか?
特殊能力追加は「やり込み要素」であって、必須というわけではありません。
とはいえ、武器とユニット3部位の合計4箇所に付与できるため「ある」と「ない」では差が出ます。
他人からも見える部分なので、その人の熟練度を量る上でも名刺代わりになります。
特に「エキスパート」においては、能力追加をしておいた方が無難です。
⇒エキスパート資格を手に入れよう
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特殊能力による攻撃力の割合
攻撃力130=威力2%相当
仮に武器とユニットの4ヵ所に攻撃力を130付与した場合、威力+8%相当になるわけです。
この「5%~15%の火力上昇」にどれだけ重きを置くかは人それぞれです。
攻撃力における特殊能力の重要性
プレイヤースキル > スキルツリー > 武器の攻撃力&潜在 > SOP > 特殊能力
攻撃力において、特殊能力の占める割合はそれほど大きくありません。
少しでも討伐タイムを縮めたい場合に考慮すべき要素となります。

思ったより火力への影響は小さいのね。

まずはスキルや武器をしっかり整えることの方が重要。特殊能力追加は最高難度に到達してからで大丈夫だよ。
次回は【実践編】ということで、実際に特殊能力追加をする時のルールや注意点を解説します。
《おまけ》
(撮影:なひ)
都会に染まってイキった2017年11月の1枚。

特殊能力追加はPSO2の中でも一番複雑なやり込み要素となるので、3回に分けてじっくり解説していきます。
今回は基礎編ということで、実際に能力追加をする前に知っておいた方がいい予備知識をまとめました。
初めて能力追加に挑戦する方は参考にしてみてください。
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